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台湾の循環経済活動

成信実業・太松企業と連携/機能性備え再資源化

台湾・高雄市に本社を置く、世界最大の半導体製造パッケージングメーカーのASEグループは、全社一丸となってサステナブル経営を推進している。



成信実業・太松企業と連携/機能性備え再資源化

ASEグループの半導体製造工程から発生した球状シリカの再資源化を、シリコンリサイクルなどを手掛け、本年に台湾で株式上場を果たした成信実業や、スリッパを製造販売する太松企業と連携して行っている。


スリッパサンダルの原料の原料に球状シリカを15%ほど加えることで、プラスチック使用量や二酸化炭素排出量を61%削減することに成功。さらに性能面でもクッション性を高め、足裏に掛かる圧力を40%低減させるなど、エコと機能性を両立させた製品を実現し、実際に売れる商品に仕上げている。


半導体産業から排出された再生資源を高付加価値な製品として、一般消費者に販売することでCE意識の喚起にもつなげていく考えを示す。台湾の半導体産業では市民の自発的な参加を呼び込みながら、CE社会の実現を目指す動きが盛んに進んでいる。




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